セミナー・研究報告 Seminar

UPDATE : 2017.04.18

基盤学力総合研究所・Z会・エデュケーショナルネットワーク共催 第1回大学支援セミナー(東京)開催のお知らせ

【大学教職員の方対象】第1回大学支援セミナー(東京)

『指導と評価の一体化』
~大学生の日本語運用能力と問題解決力をどう評価し、育成するか~


技術革新の著しい昨今、AI(人工知能)の進化がニュース等で話題になることが多くなりました。並行して、これからの人間に求められるのは、感性を豊かに働かせながら社会や人生の目的を自ら考え出し、目的の障壁となる課題を他者とコミュニケーション、コラボレーションすることで解決する力ではないかという議論が、教育現場では起こっています。このような力の礎となるのが、豊かな表現を可能にする母語=日本語の力であることは言うまでもありません。
今回のセミナーの第1部では、東北芸術工科大学基礎教育研究センターの吉田正高先生にご講演をいただきます。吉田先生は5年前より、Z会国語力検定による評価を活用した初年次科目「基礎ゼミナール国語」への誘導と、新聞を活用したグループ型の授業で大学生の日本語運用能力を涵養してきました。2016年度から「基礎国語」は全学必修科目「日本語表現」となり、「学生を育てる」東北芸術工科大学の目玉となっています。
また、第2部では弊社瀬戸より、今年度よりリリースした「課題発見・解決能力テスト」の設計、開発についてお話いたします。早稲田大学人間科学学術院との共同研究で制作された実際の出題例をもとに、参加された教職員のみなさまと一緒に、これからの若者に求められる資質・能力がどのようなものであるのかを一緒に考えられれば幸いです。


 

■日時:5月21日(日) 13:00~16:30 ※受付開始 12:30

 

■当日のプログラム
・第1部 13:10~14:20

大学の価値は入学後のステップアップ!
~東北芸術工科大学・初年次全学必修科目の指導と評価~
【講師】吉田 正高 先生 東北芸術工科大学 基盤教育研究センター 教授

2012年、初年次教育で学生の国語力・日本語力を向上させることを一任された吉田先生は、いったい何をすればよいのか、突然のことで非常に戸惑ったと笑いながら語ってくれました。何をすべきか……まずは新入学生の国語力を測定すること。そのうえで、要約力の向上に重点を置いたNIE(新聞活用教育)に挑戦することになります。使用したのは大学の立地する山形県の地方紙・山形新聞。学期末に同じテストの別の問題に取り組んでみると、学生の国語・日本語力が飛躍的に向上していることがわかりました。この選択科目「基礎国語」は2016年度には必修科目「日本語表現」と科目名を改め、「育てる大学」としての価値を向上させています。吉田先生はどのような授業を実践し、大学は現在どのような体制で学生の能力を伸長させているのか。そのダイナミックな取り組みをお楽しみください。

 

・事例報告~株式会社Z会 営業部ソリューション営業課 大学・法人担当 14:20~14:35

 

・第2部 14:50~16:00

問題解決力を測定・育成するコンテンツ開発

~能力を引き出す「問い」とその評価の研究・実践~

瀬戸 裕一郎 株式会社基盤学力総合研究所 研究開発課 資質・能力担当 主任

今年度より基盤学力総合研究所がリリースした「課題発見・解決能力テスト」は、早稲田大学人間科学学術院・尾澤重知研究室との共同研究で開発されました。開発にあたっての最大の疑問は、学生がこれからの社会で生き抜くための資質・能力を評価・測定するために、内容的に連関のない一問一問が○×で採点され、その集積が総合点となるテストと評価は本当に有効なのだろうか、ということ。答えの見えにくい大きな課題に取り組む力を評価するには、社会的なスケールのテーマを問い、その過程を外化する必要があるのではないかという仮説のもと、大学の授業での実証実践の結果をふまえてコンテンツを開発してきました。では、学生に取り組ませた結果、「深まり」が生まれるコンテンツとはどのような「問い」だったのか。そしてその評価から見えてきたこととは? 参加された教職員のみなさまにも実際にお取り組みいただきながら、一緒に考えていきたいと思います。

 

・意見交換会 16:00~16:30

 

■会場:
Z会御茶ノ水ビル9F

会場へのアクセス

東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅より徒歩1分

 

■お申し込み

・本セミナーへの参加をご希望の方は、こちらのお申し込みフォームよりお申し込みください(無料・要申込)。

・お申込締切:5月13日(土) ※定員(40名予定)になり次第、お申込締切とさせていただきます。

・教職員の方のみお申込を受け付けます。また、当日の参加受付は行いません。

 

■本セミナーに関するお問い合わせ

株式会社基盤学力総合研究所

055-976-9129

z-global@zkai.co.jp

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